「ワンドロ」というものはご存知でしょうか。
(多分)「1-hour-Drowning」の略で、「1時間で描いたイラスト」のことで、
いつからどこから発祥したのかは調べていないのでわかりませんが、
SNSで目にしたことがある方もいるのではないかと思います。
1時間で絵を描く、というのはクオリティなどを無視すれば出来ない芸当ではありません。
しかし世の中には、「本当に1時間で描いたの!?」と驚くようなクオリティのものをお出ししてくる方もいて、「ワシもこんなでっけぇことが出来るようになりてエ!」と思いを馳せたものです。
そして2026年6月、なぜかふと思いました。
「今なら私はワンドロがイケるんじゃないか」
このイケるというのは「1時間でまあ最低限お出し出来るものがあるのではないか」という意味です。
まあ、タイトルでさっくり結論は出ているのですが、1時間では到底描けなかったよという話を、約1時間ごとの途中経過とともに悲しく振り返っていきます。
描き始めは威勢がよかった
まあまだみぬ挑戦に対して、謎の自信を持っているときは最初の威勢がいいものです。
別サイトのつぶやきスペースに「ワンドロ挑戦するぜ~!」と意気揚々とアップしていました。
今なら消したい。

「あ、1時間で終わらんわ」と気づく
残念ながら、下書きをして調整してペン入れまでしていると、1時間で終わらないことがわかりました。

とりあえず線描いてパーツ分けで塗っているものの、53分でこれは何も解決になっていません。
この時点で「せめて1時間半で…」と一人土下座の気持ちで進めることにしました。
7分で完成はおろか、色分けまでも終わるとは当然思えません。
2時間経っても思ったより「進んでいない」ことに冷や汗をかく
「まあ、1時間はダメでもね、2時間あればこんなバストアップささっと描けるでしょ」と思うじゃないですか?
私も思いました。

あ、まあちょっと進んだね。レベルでしかありません。
なんとか肌の影はちょっと入れられているようですが、こんなん絵の面積の中で15%程度のものです。
まだクリームコッペパンはクオリティが高い方ですね。
ちなみにこのパンは勝手に私が想像したものではありますが、まさかの資料探しにも時間を取られています。
ワンドロという、何を置いても「時間」が一番大事なこのケースにおいて、
手癖ではない資料が必要なものを描こうと思った、そのことが一番の過ちです。
悲しいです。
やっとなんとか見られるようになってきた3時間目
泣きそうになりながら、それでも作業を続けた3時間目がこちら。

やっと絵の体裁を保てているような気がしますね。
もちろん直したいところとか色々気づいていますが、
ワンドロにおいて直すことはできません。
(※別にワンドロは修正不可というレギュレーションはないので、直せます)
ここから続けていくしかないのです。
悲しみを背負った3時間半
そこから描き込み・調整・加工などをプラスし、最終的に3時間半で打ち切ったのがこちらになります。

まあ色々加工などして、一応お出し出来るレベルにはなったのではないかな、と思います。
今みると「ああ、ここはもっとこうしたほうが…」と思う点はバカほどありますが、
(首元のキャストシャドウはもっと整えたいし、左襟にもっとオクルージョンシャドウを強く入れるべき…etc)
現在の私の実力では、この程度でもこんだけ時間がかかってしまうという悲しい結果を得ることができました。
速い=すごいではないけれど
速い=すごい、速い=偉い、ではありませんが、
やはり手が速いと数を多く作れるというのは事実。
正直、もうちょっと速く描けたのではと思ったのも事実です。
ではなぜ、速く描けなかったのか?という反省点、ぱっと考えられるのは以下です。
1つ目の資料が必要なオブジェクトというのは明確ですね。
仮に入れるとしても、手癖で描けるような描き慣れたものにするとか、やりようはもっとあったと思います。
逆に、普段から色んなモノを見て描く練習をして頭に入れていれば、この懸念はなくなると言えますね。
2つ目は、ラフの方向性の弱さでしょうか。
なんとなく、このキャラクターが何か食べているところを描きたかったってのはあるのですが、
別に今回描いたコッペパンでなくても、ファミチキでもケンタッキーでもハンバーガーでもよかったんですよね。
そこはもうちょっとラフ出しか、その前に固めておいたほうがよかったかも。
3つ目は、色々学ぶことで使える技術が増えたため「どの方法を使うか?」と迷ってしまったことですね。
これは今回、自分の迷い自体は影響がありましたが、技術が増えたこと自体はめっちゃ嬉しいことなので、マイナスとは捉えていません。


これは3時間の時と3時間半の時を並べたものなんですけど、
実際の時間は30分くらいしか使ってないのに、なんとなく右(最終)の方がええ感じに見えませんか?
ネックレスの影についてはしっかり加筆したものなので違いがあって当然なんですけど、
キャラクターの顔や髪の毛の立体感とか、私の中では結構変わってて、
ぱっと目につくのは30分追加した方かなと。
ま~~~でも、驕ってましたね!!!
次は3時間くらいで同じクオリティのものが出来るように、あわよくば3時間切りを目指したいです。
今回、気軽な気持ちで「今の私ならワンドロいけるっしょ!」と思ったチャレンジが、自分の絵の描き方の最適化のステップになるのでは?と気づけたのは、予想外のラッキーでした。
もし、今絵を描いていて「自分が描いている上での弱点を知りたい」とか、「ルーチンの中で無駄がないかチェックしたい」と思うなら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
1時間で描けなくても、「私のこの工程無駄だったかも」とか気づきがあるかもしれません!
今回の自分のフィードバックの中にあった「技術が増えた」。
これは、動画講座のColosoで学んだものが本当に大きいです!っていうか9割それ!
私の別サイトになりますが、Colosoのおすすめ講座や実際に受講してみて感じたことや得られたことをまとめていますので、興味があれば合わせてご覧ください!



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